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クレジットカードの発祥はアメリカで1950年と言われています。一方日本で初めてクレジットカードが発行されたのは丸井のカードで1960年で す。その間10年の開きがありますが、普及してきた経緯も違い、クレジットカードに対する考え方や支払方法も大きく違っています。こういった違いを理解し ておくことは海外旅行などでも役に立ちます。

日本のクレジットカードは基本的にクレジットカード会社が国内ブランドを持って、加盟店を開拓しているため、利用できる加盟店はクレジットカード会 社によって違います。そのため海外ブランドを持たないクレジットカード会社は国際ブランドと提携して海外でも利用できる国際カードを発行することになりま す。アメリカでは国内・海外という区別をするのではなくそのブランドがどこで使えるかというグローバルな見方をします。アメリカのブランドはほとんどが海 外でも利用できるためそういった感覚はないのです。

ここではアメリカと日本でのクレジットカードに対する考え方や利用方法の違いを解説しています。雑学として、あるいは海外旅行のための知識として活 用していください。

【はじめに】
・クレジットカードのステータスとは

ステータスには権威や地位といった意味がありますが、クレジットカードにステータスを求めるといった場合には自分の信用力を表すという意味になりま す。社会的地位が高く、支払能力や資産がある人ほどよりステータスの高いクレジットカードを持つことができるという意味です。高いステータスのクレジット カードとは利用枠が大きく年会費も高い、ゴールドカード、プラチナカード、プレミアムカードのことになります。こうした上位カードはアメリカンエキスプレ スから発行され他のクレジットカード会社に波及してきました。

アメリカではクレジットカードにステータスを求めるのはクレジットカードが発行され始めた頃からの伝統的な考え方です。高額商品を分割で支払うこと から発生した日本のクレジットに対する考え方とは根本的に違います。日本では日本信販がショッピングクレジットを開発したとされていますが、その開発の根 本的な思想は子供のランドセルを質に入れる母親を見たことと言われています。つまり庶民でも高額商品が購入できるため開発したという経緯があります。

どちらの考え方が正しいと言うことはありません。それぞれの文化や環境を背景にしてクレジットカードが普及してきたことが違いを生み出してきたので す。しかし最近では日本でもステータスを求める考え方も定着してきました。銀行系クレジットカード会社ではプラチナカードも発行され会員も増えています。 一方でリボ払いの利用が中心であるアメリカでは、クレジットカード会員がかかえる残高が増加し、サブプライムローン問題と併せて支払が困難になるケースが 増加しています。ここに来てクレジットカードに対する意識は日本とアメリカでは逆転しつつあるのかもしれません。

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